石川県で70年に渡り愛される「さぶろうべい」にて、小松市に本店を置く金沢カレーの源流のひとつである人気店「カレーの市民アルバ」とのコラボメニューを2022年7月1日(金)にスタートするにあたり、メディア向け試食会を開催しました。
■事業承継を経験したソウルフード
さぶろうべいは創業72年、カレーの市民アルバは創業51年。互いに石川県のソウルフードとして、長い間地元の方々に愛されてきました。さぶろうべいも、カレーの市民アルバも、次世代に向けた事業承継が行われ、魅力ある石川県の食のひとつとして、未来を見据えた経営を行なっております。コロナは終息しつつありますが、食の事業者にとって、本当の苦しみはこれから訪れると言われています。我々が手を組むことにより、ひとつのチームとして、石川県の食の魅力を発信することに貢献していきたいと考えています。
2022年7月1日(金)〜8月31日(水)までの夏季限定!さぶろうべい4店舗でお楽しみいただけます。
アルバカレーは、1971年(昭和46年)8月、石川県小松市で生まれました。アルバカレーのルーはシチューがベース。ヨーロッパ修行の末に作り出した、欧風カレースタイルです。ルーはタマネギをたくさん使い、野菜と牛肉をじっくり6時間以上煮込むことで、深い味わいを出しています。食べる人の健康にも気を遣い、塩分を少なくしています。その分、野菜とビーフから出るうま味でカバーしています。ボリュームのあるカツに、こんもりと盛られたキャベツの千切り。舟型のステンレス皿全体を、ご飯が見えなくなるほど覆う濃厚なルー。そのヘビーな見た目のインパクトで、食べ盛りの学生や、働き盛りのビジネスマンから絶大な支持を集める“金沢カレー”。2000年代から徐々に東京でも知られるようになりました。数ある中でも「カレーの市民アルバ」は、その源流となったお店のひとつです。
さぶろうべいは、昭和25年(1950年)に石川県かほく市で創業し、70年以上に渡り石川県のソウルフードとして親しまれています。名物は、鶏油と秘伝の醤油だれが決め手である「とり白菜鍋」。2014年に事業を継承し、2022年6月現在、石川県内に4店舗展開中。伝統の味を「今」に、そして「次世代」に承継していきます。